たまにみせていただく有痛性外脛骨、ケーセブン整骨院ではどうしているか?

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頻繁にあるわけではありませんけど、たまに見るトラブルとして有痛性外脛骨というのがあります。

先日久々にみせてもらったので、ケーセブン整骨院ではどんなことを見るのか、施術に当たって考えることを紹介したいと思います。痛みが出始めてから回復するまでに結構長引いてる方がいらっしゃるようなので、参考になれば幸いです。

たまにみせていただく有痛性外脛骨、ケーセブン整骨院ではどうしているか?

今回のケースではシーバー病も併発していました。シーバー病といえば成長痛の一種なので、ある程度身体が出来上がるまで治らないと思っている方が多いと思います。確かに患部が治ることはないのかもしれませんが、痛みを軽減することは可能です。日常生活は普通通りに戻りますね。

有痛性外脛骨もシーバー病もどちらも「」の問題です。違うといえば違うけど、身体の修正という意味では結構近いものがあります。というか、原因は一緒だったりします。意外と施術の作業量は少ないかもしれないですね。

患者さん

今回の患者さんは、小学生。シーバー併発なので、大人はまずないといえばないです。

症状的には、ここ1年くらい長引いていて、非常に困っているとのことでした。実際、車で1時間かけて来院されたので、よほどのことだったと思います。

見ていくべきこと

あくまでも「ケーセブン整骨院では」という話です。先生方によって考え方が違うので、どこでも誰でも同じようにみるわけではないです。

で、全体像と局所的なところを見ます。局所的なところを見ないところはないと思うので、全体像を見るのがケーセブンの特徴です。

全体像と局所的と分けましたが、実際にはそれぞれが絡み合っていて厳密にここからが全体像、ここからが局所的と分けることはできないです。グレーゾーンがあるということです。

ちなみに、この文章では「見る」という感じを使っています。医療系だと「診る」を使うことが多いと思いますが、単純に形や動きを見ることから始めるので、「見る」を使います。

全体像

足(外脛骨と踵)の痛みではありますが、身体全体を見ることは最も重要です。全体像の見方は、足踏みをしてもらいます。その動き具合が前後左右どこかにぶれていないか、何となく変な感じじゃないかを見ます。「変な感じじゃないか」というのは、これ以上言語表現が難しいので、ケーセブンの勘ってところでしょうか。ちゃんと見てますけどね。

で、今回は重心が後ろにずれていることがわかりました。この世代、大抵後ろ重心にはなっちゃっていますね。踵に痛みがあると、十中八九後ろ重心です。

なので、いわゆる浮指がみられました。

局所的

少し脚だけに視点を移すと、偏平足とX脚がありました。これは有痛性外脛骨の割と典型的な所見だと思います。さらに、足が変な感じ。ちゃんと指が地面をつかむ感じがなくて、何となく浮いちゃっている感じ。浮指が広がり、浮足とでもいいましょうか。足がしっかり地についていない、そんな表現もいいかもしれないです。

確認していくべき筋肉(群)

身体全体が見えたところで、おかしいと思う部分を修正していきます。そのためには、関連する筋肉の働き具合をチェックします。

身体全体が後ろ重心になっているのは、腹筋系。X脚や偏平足に関しては、脚が捻れていくのを止めるための筋肉群をチェックします。

原因があって結果がある

少し話が外れますが、痛みにはそれなりの原因があるという話を少しだけ。以下、3つのパターンがあると考えています。

  1. ある一つの原因が、複数の結果(症状)を作る
  2. 複数の原因が絡み合って、一つの結果(症状)を作る
  3. ある一つの原因が複数の原因と絡み合って、複数の症状を作る

実際には3のケースがほとんどだと思うし、今回のケースもそうだと思います。

腹筋群の不具合が有痛性外脛骨にもシーバーにも影響していると思います。で、脚の捻れを制御する筋肉群が有痛性外脛骨に影響している。そんな感じ。

施術

施術的には、腹筋群を狙うものと脚の捻れ制御をする筋肉群となります。

腹筋群

たぶん、今回起きている両方の症状に効いているので重要です。

重心の位置を前に引き出し、浮いている感じの足をきちんと着地するように調整します。

脚の捻れ制御をする筋肉群

脚の捻れを制御する筋肉は幾つかあって、中には土踏まずを作るのに重要な筋肉も含まれます。そしてこれ、有痛性外脛骨にも直接的に関与する筋肉です。なので、とっても重要。

参考までにですが、脚が内側に捻れていくと、土踏まずを潰すような動きが出てきます。潰されないように、土踏まずを作っている筋肉がたくさん働こうとするわけですが、それが常に外脛骨に負担を掛け続けることになります。なので、施術側としては捻れが出ないようにしたいです。

ということで、これらの筋肉も働き具合を調整しました。

結果

有痛性外脛骨と踵の痛みは、共に消えました。

施術的には、患部を直接回復させるようなことはしておらず、負担がかからないように身体全体を調整しています。

患部に負担がかからなければとりあえず痛みは減ります。さらに負担が減っているので、長いことグズグズしていた患部の回復が始まります。

まとめ

患者さんが来院されれば、身体を回復させるために施術をします。この時回復させるためにどういったことを狙うのか、何を目的にするかで結果が変わってきます。

最終的な目標としては「治る」ことを目指すわけですが、そのために何をするのか。

ケーセブン整骨院では、患部の回復よりも、患部への負荷を減らし、ご本人の治癒力に頼るようにしています。

結果的にはその方が早い回復をしているように思います。

今回のケースでも一年以上くすぶっていた痛みが一発で減りました。一回の施術で完治するなんてとてもいえませんが、少なくとも身体の変化は感じてもらえたので、このまま回復してくれることを期待します。

身体の全体像を見ること、患部への力学的な負荷を減らすことが大切なんだなぁ、といつも思うわけです。

こんな感じで普段施術をしています。有痛性外脛骨に長いこと悩まれている方の、何かしらの参考になれば幸いです。

ではまた~。

ある患者さんの場合
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ケーセブン整骨院代表の走尾(はしお)です。
大学工学部を出て、コンピュータメーカーでコンピュータのハード設計を11年以上経験してから人の身体をよくする業界に入ってきました。
今の仕事も四捨五入して20年に入ってきて、かなりレベルが高くなってきたと思っています。
コンピュータの業界で培った技術と人の身体で培ってきた技術の相乗効果で、よりよい施術品質を提供しています。

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さいたま市大宮区 ケーセブン整骨院
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