昔、バレーボールのトレーナーとして全国大会に帯同していた頃は、キネシオテープをメインに使っていました。特に、青・赤・黒といったカラーテープがほとんど。
夜、よくチーム全体でスーパー銭湯に出かけましたが、選手によってはテーピングをしたまま入る人もいて、かなり目立っていました。うちのテーピングは体幹部にもたくさん貼っていたので。
でも、特にテーピングとしての問題は出なかったです。
怪我や痛みの治療で、テーピングを使う治療院や病院があります。テーピング治療を施された場合に、お風呂はどうしたらいいのか気になったことはありませんか。
この記事では、そんな場合のためにテーピング時のお風呂対策をお話します。

そもそも、今の症状でお風呂に入っていいのかいけないのかは、状況次第なのでこの記事では扱いません。先生より症状的にお風呂の許可が降りているという前提で話をすすめていきます。
テーピングをされ、お風呂対策が必要な場合の対策案を紹介します。さらに、実はテーピングの種類によって対策がほぼ不要になる場合もあるので、その辺の基礎知識も身につけていただくとのちのち受ける治療の選択肢が増えると思います。
テーピング時のお風呂対策は素材によりお風呂に入る場合には、防水をしなければいけない場合と、そのまま気にせずに入って平気な場合があります
このルールを知っておけば、使っているテープの種類によってお風呂に入れる入れないがわかるので便利です。
テーピング時のお風呂対策
さて、テーピングのお風呂対策は、基本的にはテープの素材によります。テープの種類で気にしなければいけない場合と気にしなくてもいい場合に分かれるといっても過言ではありません。もし素材の選択ができるのであれば、生活が楽な手法を選択されるといいと思います。
防水対策が必要なのは、固定目的で使う伸縮性のないテープの場合です。ホワイトテープとかコットンテープと呼ばれているものです。この素材は、あまり水に強くないので濡らさないようにします。
この場合には、ギプスカバーを使うと簡単です。ご自身でビニール袋などを用意してもいいです。ご自身で用意する場合には多少の工夫が必要かもしれません。防水製品のほうが簡単は簡単です。
キネシオテープ系のものは、できれば濡らさないほうが良いです。が、しかし、一晩(一回)くらいなら問題にならないことが多いです。そもそもキネシオテープは貼っても2,3日なことが多いので、それほど気にする必要はありません。テープの上をゴシゴシ洗わないようにすることくらいです。
ケーセブンで最も使う医療シールは、全く何も気にしなくていいです。もちろん、貼りものではあるので取れてしまう場合もあります。でも、大抵はお風呂くらいでは殆ど落ちません。そのため、何も意識をする必要はないです。
このように、テープの素材によって対策が必要の有無がわかります。実はそんなに難しいことではありません。
まとめ
濡れないようにカバーをしなければいけない場合には、ギプスカバーなどの専用のものが簡単です。「わざわざ買うのも…」という場合には、(利便性は落ちますが)ビニール袋などでご自身で工夫することで対処もできます。
まずは、もし今現在テーピングをしているのであればどんなテープを使っているのかをチェックしてみましょう。わからなかったら先生に聞いてみてください。