接骨院で身体のトラブルから卒業。その鍵は「フィッティング能力」にあり!

あなたの痛み、施術や治療を受けてもなぜ「また」元に戻るのでしょうか?
施術のプロが、【接骨院選びの新常識】をお伝えします。

世の中にはたくさんの接骨院(整骨院)があって、すでに飽和状態ともいわれています。

個人的には四半世紀運営してきて、当初とは随分違う環境になってきたなと感じます。

かつては「肩が凝った」「疲れた」とか、そういったことでも手軽に接骨院を利用することができました。法律的な解釈はさておき、そういった使われ方が一般的だった時代です。

しかし近年では、健康保険の適正な運営が求められるようになり、単なる肩もみや疲労回復のためのマッサージだけで保険診療を受けることは難しくなってきています。

治療院側から見ると、怪我や身体のトラブルをいかに効率よく改善させるかが求められる、「実力勝負の時代」に移行したと思います。

そんな中で、「本当に自分に合った接骨院や施術をどう選んだらいいのか?」と迷われることはありませんか?

この記事では、接骨院を運営するプロ目線で、この問いを徹底的に解説しようと思います。

利用者の方とは立場も異なり、身体や施術に対する知識の量は圧倒的に違います。もしかしたら「あれ?」と感じる部分もあるかもしれませんが、プロはこう考えているんだな、という視点を知っていただけたら幸いです。皆さんの接骨院選びの一助となれば嬉しいです。

商品・サービスの価値は「フィッティング」で決まる

ちょっと治療院業界から離れて、身近な例から「モノやサービスを選ぶときの大切な共通点」を探ってみましょう。ここでは、「眼鏡屋さん」、「珈琲屋さん(カフェなど)」、エアコンなどの「家電修理」を例に考えてみます。

眼鏡屋さん

どんなに格好いいフレームや、どんなに高機能なレンズでも、あなたの目の度数や利用目的、そしてあなたの顔の形に合っていなければ、その眼鏡を使うことでかえって疲れてしまうことになります。

そこで大切になるのが、専門家によるフィッティングです。

使用目的に合った度数か、まるで眼鏡の存在に気が付かないくらいに掛けていられるか。専門家は、あなたの身体と目的、そして商品の持つ特性を深く理解し、それらを最適に組み合わせることで、最高の状態を作り出します。

結局のところ、「自分にフィットすること」が最も重要なことなのではないでしょうか。

珈琲屋さん(Cafe)

昔ながらの喫茶店の珈琲から、近年増えてきたスタバやタリーズなどのスペシャリティ珈琲。お店の雰囲気も違うし、メニューも違うし、珈琲自体の味も全然違いますよね。

僕が自分で珈琲を淹れるときには、スタバなどのように濃くはしないです。が、これは濃い/薄いのどちらが良い/悪いじゃないです。

珈琲の味は、「豆」「焙煎」「挽き方」「抽出時間」「お湯の温度」などで変わります。昔ながらの喫茶店とスタバではこれら一つひとつの選び方が全然違うようです。

要は、提供側がどれだけ「あなた好み」にフィットさせられるか、ということ。もちろん、自分自身がどんな選択肢を求めているかを明確にすることも大切ですね。

家電修理

どんな家にもある家電。先日、うちのエアコンが壊れました。そこで、修理業者3社から見積を取りました。

  1. A社: ガス補充→3万円 (もしほかの部位の故障診断をするなら+1万円) / 今回の出張費3,300円
  2. B社: 本体、配管が古いので、全交換→16万円
  3. C社: ガス補充と、一部の部品修理→3万円

となり、結局はC社の3万円の出費で修理完了しました。

A社やB社は、身なりや言葉遣いは丁寧でしたが、もしかすると、お客さんの家電に関する知識が少ないことを突いた、割とよく聞く「ぼったくり系業者」だったのかもしれません。

このように、お客様の要求に合わせて、目の前のトラブルだけでなく、最適な解決策を見つける能力、これがフィッティングなわけです。

さて、これらの業界のことをうちなどの接骨院業界に当てはめてみると、お客様である患者さんが

  • どのくらいの期間で復帰したいのか
  • 日常生活への影響はどのくらいまで許容できるのか
  • 健康保険外施術も検討できるのか、否か

などなどを聞き取り、こちらが提供できることも考えながら、それぞれの患者さんに合った「最適解」を見つけるのがプロの仕事であり、求められることだと考えています。

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「フィッティング能力」が接骨院選びの成否を分ける

先にちょっとお話したことをベースに、 ケーセブン整骨院が考える接骨院のフィッティング能力とは、単に「揉む」「電気を当てる」といった施術の技術だけでなく、あなたの身体が持つポテンシャルを最大限に引き出し、本質的な改善に導くための総合的な力を指します。

少し具体的にいえば、

  • 「トラブルが起きるメカニズム」を解き明かす能力
  • 患者さん自身に起こっていることを理解してもらうための「説明力」
  • 患者さんの条件、こちらのできることから組み立てる施術のオーダーメイド力

などが挙げられそうです。

また施術に関していえば、通院ごとに毎回同じ施術ということは基本的にはありえません。身体はだんだんと改善して行くし、様子も状況も変わっていくので、その日ごとに最適化した施術を提供する必要があります。

身体のトラブルは、単なる偶然で起こることもあります。が、多くの場合、それ相応の原因が潜んでいます。起こるべくして起こっているということ。

それらをある程度患者さんに見えるようにして、理解してもらった上で施術に入ると効率よく身体は良くなっていきます。

あと大切なことですが、気持ちよさを追求する施術は、お困りの症状の改善にはつながりにくいと考えています。

多くの患者さんは医学に関しては素人で、施術の良し悪しの判断基準を持っていません。痛みや違和感がその場でなくなれば理解はしやすいとは思います。がしかし、現実的にそんなことはなかなかありません。そのような時、患者さんは気持ちの良さを施術の良し悪しの判断材料としがちです。身体の不調に直面したとき、気持ちよさだけが真に求めているものでしょうか?

ここは非常に難しいところです。

目先の「短期的な視点」から「長期的な視点」へ:身体の”自立”を促すメカニズム解説

捻挫や肉離れをしたから接骨院。よくある普通のことですよね。

この時に、人によって視点の違いを感じることがあります。

  1. とりあえずその怪我が治ればいい
  2. どうしてその怪我が起こったのか知りたい
  3. 今後どうしたら怪我をしにくくなるのか、知っておきたい

上にあげた例は短期的な視点から長期的な視点へと考え方に違いがあります。どれがいいとか悪いということではなくて患者さんが何を求めているかということ。

求めているものによって、こちらの対応も当然変わってきます。

患者さんが一般の特に運動をしない方と現役の学生アスリートでは求めるものが違ってくることが多いです。中学高校でスポーツをしていると、実質丸2年の活動期間しかありません。そのため大き目の怪我をしたら一発引退もあり得ます。

こちら医療側では、そういったことはできれば避けたいと思っています。患者さんご自身の要望にもよりますが、できるだけ長期的な視点を持った取り組みをお勧めしたいと考えています。

短期的な視点の場合

短期的な視点での施術を提供する場合には、

  • とにかく安く
  • とにかく痛みを減らす

ということを主眼におきます。短期的な視点での施術は、痛みの軽減に焦点を当てるため、本質的な原因へのアプローチが不充分となり、再発のリスクが高まる場合があります

長期的な視点の場合

長期的な視点での施術を提供する場合には、

  • 場合によっては自費での施術の検討
  • 発生メカニズムを理解してもらい、それに対した施術を提供する
  • 症状によっては損傷部位だけでなく全身に施術が及ぶ場合もある

ということをお願いし、長期的な良好な状態の維持を目指して行きます。

あまり知られていませんが、軽微な捻挫ですら、その背景にはなりやすい身体の原因が潜んでいることがほとんどです。単なる偶然で起きたと思われがちですが、身体の状態を細かく検査していくと、起こるべくして起こっている場合がほとんどです。

捻挫やその他の身体のトラブルが起きにくくすることは、パフォーマンスの向上にもつながり、サポート部隊となるわたしたちとしては、できればやっておきたいものです。

単純に身体の話から少しずれますが、長期的な視点を持って施術を受けていただくことは、ある意味予防的な対策をすることにもなるので、より良い状態でスポーツに参加することができるし、医療費を抑えることにもつながります。

特に上位を目指して選手活動をしている方々には、必要な視点です。

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まとめ:失敗しない接骨院を選ぶためのチェックリスト

「あの接骨院に出会って本当に良かった!」と心から思える接骨院を見つけるために、ぜひ以下のポイントをチェックしてみてください。一度は掛かってみないとわからないことばかりではありますが、参考になるかと。

  • 丁寧な問診があるか
  • 決まりきった施術でなく、あなたに合わせた「オーダーメイド」な施術か
  • 施術内容や、あなたの身体について丁寧にわかりやすく説明してくれるか
  • 日頃気を付けることや、再発防止のためのアドバイスをしてもらえるか
  • 自分で身体の異変に気付くためのチェックポイントなどの知識を与えてくれるか
  • 安心して自分の身体を任せられる、信頼関係を築けそうか

立地、治療院の豪華さ、施術の気持ちよさなどだけで判断せずに、実際の改善具合やフィッティング能力、長期的な視点があるか、などの判断基準も意識しながらあなたの身体にとっての最高のパートナーがみつかるといいですね。

ケーセブン整骨院では、一人ひとりのその日の状態や、施術に対する希望などをトータルで考えて最高の「フィッティング」の提供を心掛けています。

「とりあえず今ある痛みを何とかして欲しい」から「より身体を壊れにくく、動きやすくするところまでやって欲しい」まで、対応しています。

気になっていることがあればお話を聞かせていただきますので、電話でもメッセージでもやりやすい方法でアクセスしてみてください。

エッセイ
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ケーセブン整骨院代表の走尾(はしお)です。
大学工学部を出て、コンピュータメーカーでコンピュータのハード設計を11年以上経験してから人の身体をよくする業界に入ってきました。
今の仕事も四捨五入して20年に入ってきて、かなりレベルが高くなってきたと思っています。
コンピュータの業界で培った技術と人の身体で培ってきた技術の相乗効果で、よりよい施術品質を提供しています。

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