ふくらはぎが攣ったときに止めるためのキネシオテーピング

朝5時頃、小学4年生の次男が足が痛いと泣き出しました。どうやら、左右とも足が攣って強い痛みがあるようです。

一般的には、攣っているところをある程度強制的に伸ばす(ストレッチ)ことで収まることが多いのですが、今回は止まりません。そこで、キネシオテープを使って止めにいくことにしました。

よく見ていくと、ふくらはぎの内側と足の親指が攣っている様子。足首は曲げ伸ばしができずに固まり、親指は持ち上がったまま。そんな状態でした。

そこで、キネシオテープを貼っていきます。これでもプロなので、多分一般の方が思う貼り方とは少し違うと思います。このコラムではどんな感じかをお見せします。

キネシオテープとは

まず、貼り方の前にキネシオテープの紹介というか解説というか使う理由をちょっとだけ。

キネシオテープは伸縮性のあるテープです。巻いてある長い方には伸縮性があり、横方向には伸縮性がありません。この特性を利用して身体に変化を与えます。

また、この伸縮性が大きな特徴で、同じテープを使うにしても貼るときの引っ張り具合によって効果の出し方を変えることができます。一つの道具で使い方を変えることによって効果を変えることができるのは、キネシオテープの大きな特徴であり強みでもあります。特に攣ったときの対策ツールとしては、もっとも強力なものの一つです。

実施例

まずは、攣っている部分。ふくらはぎの内側と、足の親指。攣るというのは筋肉の現象なので、攣っているところの真上にキネシオテープを貼ります。教科書的には、筋肉をくるむようにとかいろいろあるとは思いますが、あまり難しく考えずに攣っているところでいいでしょう。

それと、あまりされないとは思いますが、拮抗筋(きっこうきん)と呼ばれるものにも貼るとより成果が出ます。ふくらはぎの拮抗筋は前側のすねにある筋肉です。足の親指では、裏側になりますね。

写真ではわかりませんが、実際に攣っているところと拮抗筋では状態が違うので、貼り方、貼るときの引っ張り具合が変わってきます。細かい話だし情報量も多いので、引っ張り具合とか考え方はまた別の機会に譲りますが、教科書的な「あまり引っ張らず」だけでは効果が出し切れません。

ということで

攣るって、そこそこある現象だと思いますので、そんなときにささっとテーピングで止めてしまう技術があると便利です。止めるためのストレッチとかは多少の苦痛も伴うので、テープを貼るだけで止まれば簡単でいいですね。

気を付けなければいけないのは、病気だったり熱中症で攣ってるとき。そんなときにはテープでどうこうじゃなくって、それなりの処置をとってください。まぁ、判断基準は何だという声も聞こえてきそうですけど、それはまた別の機会にということで。

それと、記事中にもありますが、貼るときの引っ張り具合で効果が変わるということ。このことを知らないで、貼るときにいい加減な引っ張り具合で貼ってしまうと、場合によっては機能低下を起こして身体を壊していく方向に変化をさせてしまう可能性があります。一度はちゃんと習った方がいいかもしれないですね。

ということで、いざというときには、ケーセブン整骨院をご利用ください。キネシオテープを使うかどうかは症状次第ですが、プロの技はやっぱり違います。

ご利用をお待ちしております。

キネシオテーピング
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ケーセブン整骨院代表の走尾(はしお)です。
大学工学部を出て、コンピュータメーカーでコンピュータのハード設計を11年以上経験してから人の身体をよくする業界に入ってきました。
今の仕事も四捨五入して20年に入ってきて、かなりレベルが高くなってきたと思っています。
コンピュータの業界で培った技術と人の身体で培ってきた技術の相乗効果で、よりよい施術品質を提供しています。

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