スーパーライザーとは
スーパーライザーとは、近赤外線治療器として使用される光線治療法の一種です。この治療法は、主に星状神経節に照射することで自律神経の調整や痛みの改善を狙います。また、損傷部位に照射することで組織の修復や再生を促す効果が期待されています。
スーパーライザーの適応症
スーパーライザーの使い方には大きく2つの方法があります。
星状神経節への照射
まず一つ目は、星状神経節に照射する方法です。この方法では、自律神経の乱れによる症状の改善やストレスや疲労に関連する症状の改善、全身の血流改善を促すことができます。
実際の施術は非常に簡単で、患者さんはベッドに仰向けになっていただきます。施術は喉元に近赤外線の照射を行います。施術時間は10分間です。患者さんはその間ただ寝ているだけです。
損傷部位への照射
二つ目は、痛みの部分や壊れている部分に照射する方法です。こちらでは、損傷部位の血流や代謝の改善を促し、組織の修復や再生を促す効果があります。
ケーセブン整骨院では、主に前者の星状神経節に照射する方法を採用しています。
スーパーライザーでの施術事例
スーパーライザーの効果について、いくつかの事例を紹介します。
近所の会社にお勤めのサラリーマンの方。営業職はストレスも多く、いつも疲労感があります。その解消のために時間が空くと来院され、スーパーライザーを星状神経節に照射する施術を受けていかれます。スッキリするとのことで、こういう使い方もあります。
同じような感じですが、ストレスや疲労系の症状にも効果があるため、利用者の中には院長自身も含まれています。ストレスの多い仕事をしているため、施術開始と同時に院長は落ちるように寝ます。休み時間に、ちょくちょく自分で掛かっています。ほんと、速攻で落ちていますね…。
また、身体全体の調子を整える効果もあり、新型コロナウイルスの後遺症の改善にも効果的な場合があります。最近では、新型コロナウイルスを罹患した後で調子が戻らないという方が来院しました。ネット検索で、スーパーライザーが効きそうだということでの来院でした。数回の施術で改善が見られました。ただし、効果は個人によって異なりますので、必ずしも全ての方に同じ効果があるわけではありません。
注意点
熱いと感じることがある
スーパーライザーを受ける際の注意点としては、近赤外線を照射するため、まれに「熱さ」を感じることがある点です。もし熱さを感じた場合には、施術者に声を掛けていただきます。出力をキチンと調整しているので、めったにそういうことはないのですが、絶対ではありません。
回数が必要な場合がほとんど
スーパーライザーによる治療では、一度の施術で症状のすべてが解決となることはまずありません。
ウェブでの情報を集めた方は、過度の期待を持つ場合があります。大抵はいいことが強く表現されているからです。ただ、世の中には魔法のような治療はありません。凝り固まった交感神経を毎日毎日少しずつ解きほぐすようなイメージ治療となります。
最初の施術では、何も変化を感じない方も多くいらっしゃいます。まずは一週間から二週間ほどは、毎日のようなペースで受けていただくことが大切です。
一気に身体に変化が出る場合がある
前項と矛盾するようですが、自律神経の状態が一気に変わることがあり、施術中や施術後にだるさや眠気を感じることがあります。これは一時的な現象であり、数時間で回復します。院長が自分でかけてすぐに寝てしまうのは、この現象の一つです。施術中に眠くなったら寝てしまってください。
まとめ
スーパーライザーは近赤外線治療器としての効果が期待される光線治療法です。自律神経の調整や痛みの改善、組織の修復や再生を促す効果があり、様々な症状に対して有効です。安全性が高く副作用が少ないため、多くの人々が安心して受けることができます。
一度ではわからないもしれませんが、お試しください
自律神経系のトラブルは、ご本人にしか苦しみがわからないことが多いです。ケーセブン整骨院では、何かしらの怪我や身体のメンテナンスの補助療法としてスーパーライザー治療を導入しておりますが、これだけを受けていただくことも可能です。
何となく体が不調だ、というような症状にお困りの方は是非一度使ってみてください。